寝て行う操体
寝転んだ姿勢で行う操体をご紹介します。
寝て行う操体は床に全身を預けられるので、リラックスしやすい操法です。
膝倒し
この膝倒しは操体では最もポピュラーなものの一つです。
ストレッチ等でもよく見掛けるポーズです。
見た目はストレッチに似ていますが、操体では部分的に伸ばすことを目的とはせず、全身の自然な流れを表現し、気持ちよさを十分に味わいます。
やり方
- 仰向けになります。
- 両膝を立てます。(この時の膝の角度や足の幅はその時に一番安定するところを選んでください。)
- どちらか倒してみたい方へゆっくりと両膝を倒していきます。(写真では右に倒しています。)両膝が倒れるに連れ腰は右側に捻れ、反対側(この場合は左の腰)の腰から背中の辺りが浮いてきます。
- 首は膝と反対の方へ向いていきます。
- 腕も体の流れを素直に受け入れ、自然に動かしてみます。
- この状態で気持ちの良さがある場合、そのまま十分に味わいます。(もし気持ちの良さがない場合はゆっくりと元の位置に戻り、反対側を試します。)
- 十分気持ちの良さを味わった後、全身の力をほどきます。(脱力)
- ストレッチのように「伸ばす」という意識を捨てましょう。ゆっくり体が繋がって動いていくように流れを表現してみてください。
- たくさん動く必要はありません。少ししか動かなくてもイイ感じがあればそれで良いのです。
- 動く事より感覚を味わう事が重要です。
まとめ
寝転んで行う操体は脱力感が心地よく、床に溶け込んでいくような感覚が味わえると思います。 寝る前に行いそのまま寝てしまうのがお勧めです。
寝起きに行うと気持ち良すぎて再び夢の中へ・・・という危険がありますのでご注意を。

